March 06, 2017

未知のグレーゾーン

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グレーゾーンが正直すきではない。
グレースケールをみるとわかるように、
グレー範囲は幅広くて、未知数に近い。

人間関係の中で
たまにはグレーも必要だろうけど、
近い関係こそ、グレーにおいておくとそのうちこじれるきがする。
結局みんな、グレーは楽で責任もいらないけど
結論はほしい。

あまり近くない関係の人との間では
グレーにしておいた方が良い時もあるだろう。
職場でもたまにはそうかもしれない。
ただ、結論が欲しいならグレーでは意味がないと思ってしまう。

白黒あったって
あぁ、あなたはそういう考えなのね、
私はこういう考えをもっているよ
で良い気がしてしまう。

まだ、会社勤めだった頃
3時間誰もしゃべらない無言の会議にでたことがあった。
アメリカ帰り直後だった自分には
その会議に意味を感じられず、
でも入りたての新人ということで3時間は耐えた。
限界が来た時、少し意見をいってみた。
そこからみんな会話がはじまったのだけど
会議後、「新人はああいう場ではだまっていて」と怒られた。
誰もしゃべらない会議、
結論がでない会議に意味がある?
時間がもったいない、と思ってしまう。

グレーから白か黒に変えるための会議がグレーで終わるのは
責任のかかる人物が他の人に自分だけの責任じゃなくて
今聞いてるみんなも一緒に責任もってね
という会議なんだろう。

自分の考えは間違っているかもしれない。
ただ、近い人、大切なことにほどグレーで終わらせてはいけないと思ってしまう。

グレーを認識できるのは人間だけらしい。
でも話し合いができるのも人間だけな気もする。