May 26, 2017

Chile night









Copyright © Waki Hamatsu Photography. All Rights Reserved.

最近更新していなかったからもう一つ。

昨晩のチリディナーのことを。

一ヶ月前くらいに弦さんから このセビーチェナイトについて誘ってもらい
とても楽しみにしていた。
ギタリストのAlexis Vallejos夫妻がセビーチェを作ってくれる、という。
Alexisにはあったことがなかったけど、南米の人とはすぐに仲良くなれる気がしていた。
毎回、こういう会に誘ってくれる弦さんのおかげか
いつのまにかギタリスト友達がどんどん増えている。

セビーチェといえばペルーを思い出す。
たぶん、ペルーで食べた中で一番好きだった料理だ。
生っぽいコーンと食べるのが意外にあっていて食べるのがとまらなかった。
ペルー、また行きたいなぁ。

ペルーは白魚のセビーチェのイメージだったけど
今回ご馳走になったのは赤魚のセビーチェだった。
かつお、えび、たこのmix ceviche、と、
奥さんのターニャがLentejasというレンズ豆料理を作ってくれた。

昔、コスタリカ人と住んでいた時に思ったのが
ラテン系の人の料理は豪快だ。
日本人のルームメイトの卵や砂糖などを1週間で使い切ってしまう、
というエピソードを思い出したのだけど
今回、その料理過程をみながら納得した。
レモンを12個くらい絞って全てをセビーチェに使う。
なかなか自分で旅先の料理のあの味をだせなかったのは
そこにあったのか!と思った。
この、豪快な料理が自分にはあってそうだな、とも思った。

日本のおもてなし、という言葉が数年前に流行ったけど
うちは海外の人のおもてなしがとても好きだ。
まず、手作りカクテルを出してくれて、
前菜のようなかるいチップスなどをいただき、
そのあとワインなどのアルコールを楽しみながらディナーをいただく。
お酒と食べ物の上手なコンビネーションと絶妙なタイミングに、
この、気を張らなくて楽しめるかんじにいつも憧れる。


最初のカクテルも美味しかったけど
途中ででてきたセビーチェの出汁ジュースも美味しかった。
そして、アレクシスのセビーチェも、ターにゃのLentejasもものすごく美味しかった。
楽しくて〆のLentejasの写真を撮っていない。
これは今度家でも作ってみようかなと思った。

アルパカ大好き夫妻から、帰りにアルパカのお土産をいただいた。

とても良い夜でした。



ソール・ライター展へいったこと


先日、早朝にロケハンがあり中目黒の方に足を運んだことがあった。
そんな早くにあちらのほうへ行くわけだし、
帰宅にラッシュ電車に乗る、というのはもったいないと思い
10時までまってソールライター展をみにいくことにした。

中目黒から渋谷のBunkamuraまでは歩いて30分もかからなかった。
こういう時、ちょっと得した気分になる。朝からちょっと散歩。
あの辺りだし、あるいているうちに朝ごはんを食べるところくらいあるかな、
と思ったが結局何もみつからず、フレッシュネスバーガーでヘビーな朝ごはんをいただいた。
わかってはいたけど、朝にあのサイズのバーガーはやっぱり重かった。

ソールライター展はというと
そんな充実した朝にぴったりの展示だった。
驚いたのが、開館ぴったりにいったのに
人がわんさかいた。
(あとから知ったのが、当日はたくさんあったポストカードや本が、
数日前に友人が行った時は完売だったらしい)

いつもバタバタで美術館をでる時間から逆算して
何時間いれる、というのを考えながらまわるものだからおちつかない。
この日はちょっと時間があったので
携帯はairplane modeにし、時間は見ずに堪能した。

彼の言葉に”無視されることは偉大な特権だ”とあったように
被写体との距離感がおもしろかった。
作品展にいくといつも気になってしまうのが
タイトルのつけ方、なのだけど
今回一番きになったのが
;ジョアンナ:という少女の後ろ姿だった。
展示の流れというのもあるかもしれないけど
少女、少年、というタイトルが続く中、なんで一つだけ彼女だけ名前なのか
後ろ姿の、無造作に束ねられた髪の少女が妙に気になった。

”He would still look same way when he started photography" というように
彼の写真にはルールとかなく、いつも何かを探しているような、新しい視点が感じられて、羨ましかった。帰宅して、学生時代に撮っていた写真を見返してしまった。

構図の中に全く不必要なものがないのに
被写体の存在感と絵の中のストーリーが動き出しそうなのが
写真にもペインティングにも感じられた。
傘がすきだから撮り続ける、というのも
そういえば最近、好きだから撮る、っていう感情、ちょっと忘れてたかもと気づかされた。

一番好きだった作品が、友人と全く同じだったのもおもしろかった。

気に入ったソールライターの言葉をメモしておこう。

”美術の歴史は色彩の歴史”
"写真家からのおくりものは日常で逃されている美を時々提示することだ”
"when I did photography I wasn't thinking about painting. Photography is about finding things. And painting is different, it's about making something."








May 06, 2017

角間温泉 越後屋旅館







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GWは長野へ行ってきた。

今年は花粉症被害が極めて少なくて
なんだか春を満喫できた。

長野はまだ桜がさいていた。

今年、日中の満開状態をほとんどみれなかったから
すごく得した気分だった。

さて、今回思ったことが。

うちの家族はあまり温泉に興味がないからか
旅館に泊まったり、温泉に行った記憶ってほとんどない。
大人になってからは、たまに行くこともあるのだけど、
とにかく、温泉ルールってよくわからないでいた。

今回、初めて自分プランで温泉旅行へいってみて
いろいろと苦戦する部分が。
みんなこの年ともなると温泉ルールなんてわかるだろうけど
ちょっと書き留めておこう。

当初は、渋温泉に泊まろうかと思っていた。
が、GWということもあり、しかもギリギリ。
渋温泉はけっこういっぱいで、よさげな温泉(外観に惚れた)をみつけたのだけど、
渋温泉付近、で、渋温泉ではなかったようだ。
最終的に、角間温泉、越後屋旅館という場所に泊まり、とても満足だったのだけど
とりあえず、2泊だし、渋温泉にもいってみよう、と思い、行ってみた。
ネットで検索すると日帰り温泉などもでてきて
なんだか楽しめそう、と思ったのだけど
行ってみるとびっくり。日帰り温泉はGW中はうけいれてない、と。
えーっだ。しかもそこは渋温泉ではなく、湯田中温泉という所だったらしい。
渋温泉へいってみると、今度は一箇所しか入れない、という。
しかも16時まで。観光センターできいたのは15時40分くらい。
よくよくきくと、渋温泉のどこかに泊まっていれば、
いろいろと入れるらしいが、他の所からきても入れない、ということだった。
これは温泉街ではよくあることなんだろうか?
こんなに近くでも、温泉の区分けがある、ということか。
(あの辺りだけで、ちがう名前の温泉がいくつもある、ということを後に知った。)
とにかく、ネット検索だけでうのみにしてしまった自分がバカだった、ということだ。
やっぱりなんでも自分の目で確かめないといけない。

まぁ、結論はというと、
暑いのが苦手な自分は、何件も温泉のはしごができるわけでもなく
角間温泉も、何件か入ることができる、ということがわかり
人混みもなく、のんびりできて何よりだった。
(近くにいくつか地元の人の通う、湯小屋があり、 そこにも入る事ができた!)
しかもこの越後屋旅館は、貸切風呂だった。
シャワーなどがないから、ちょっと難しいけど
自分の温泉というかんじがして、とても居心地よかった。
あのタイルや内外装のレトロ感が、町中華のようでたまらない。
朝ごはんもおいしくて、おかみさんもとてもかんじよく、
お宿でワインオープナーをかしてもらい(あった!)
途中のスーパーで買った小諸シャルドネもあけることができ、大満足だった。

ちょっと温泉知識が増えた旅になった。

写真は
越後屋さんの朝ごはん
角間温泉から渋温泉は歩いて20分なので、その間の散歩道
渋温泉と
居酒屋さんの山菜つまみ


May 02, 2017

普通の日と休みの日

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世間はGWに突入。
あさってから休むぞ!

この、
休みだからごっちゃごちゃに混んでしまうかんじは好きとはいえないのだけど、
どこかみんな休日感があってゆったりといつもより気が抜けている空気は
好きかもしれない。
電車の中にまでそんな陽気なかんじが漂ってる。

昨日友人がいっていたクオートがおもしろかった。

Great people talk about ideas.
Average people talk about things.
Small people talk about other people.



確かにアイデアを話している時の充実感といったらないけど
人のこと話してる時って特に何も得るものもないなぁと思う。
ちなみにその話題をしていた時の自分たちは人のことを話していたという
small peopleです。

最近、こんなことやりたい、ということが昔より現実に起こしやすくなった。
こんな時こそアイデアをはなさなくては。