October 27, 2018

野望

Copyright © Waki Hamatsu Photography. All Rights Reserved.

最近、ちょっとした野望ができた。
そのことばかり考えて夜眠れない。
誰かにアイデアを取られてしまわないか、とか興奮してしまう。
そんな時だから余計なのか
話す人話す人にやったらいいよ、と言われているような気までする。
危ないボジティブ心理。
でも偶然ではない必然な出逢いが多い。

ところで、
今年もまた風邪をひいた。
よく考えてみると夏休みが終わってからほとんど休んでいない気もする。
けっこう元気だったのと、
最近は仕事仲間もみんな顔見知りが多く、なんとなく疲れていないきがしていた。
まぁでもやっぱり季節の変わり目にはガクッとでる。

睡眠時間を少し増やしつつ
さっきの野望のことを考えていたら
今度はまたちがう野望ができた。

来年で帰国してまる10年!
というわけでアメリカと日本で写真展をしようかと。
まだ作品は進行中だからこのままのびのびにならないよう
意外と読んでくれている人が多い、ここのページで宣言しておこう。








October 22, 2018

高知は異国だった




 Copyright © Waki Hamatsu Photography. All Rights Reserved.

先日、久々に高知帰省した。
今回はfor life kitchenのなちおさんを訪ね、
おなじみ引田家と。
普段高知に帰る時は高知の子たちメインで遊ぶことが多いから、
東京出身の彼らの反応がとてもおもしろかった。
と、高知ってやっぱりけっこう異国なのかもしれない、と思った。
そういえば昔、海外から帰国したての頃,
勤務先で「やっぱり海外帰りは」と若干ディスられたことがあったけど
内心、「ん?高知では普通だけど」と思ったことがあった。
そういうことか。高知が異国なんですね。

四国四県、お金を落としたらエピソードが四県それぞれで、
みんな土地柄がですぎ、というのは有名な話。
ちなみにこちら
  
道を歩いていると1万円が落ちていた。

高知県の人は大いに喜び、拾った1万円に1万円足して2万円で飲みに行く。

愛媛県の人は拾った1万円で飲みに行く。

香川県の人は1万円のうち5千円を貯金し5千円で飲みに行くという。

ところが徳島県人は1万円を全部貯金してしまうという話である。

これ本当、嘘ではないと思う。

引田家のあずみちゃんは、高知県民の過剰なまでのおもてなしの凄さに
びっくりしながらウケていたし、大ちゃんは、移住するなら高知だね、と気に入ってくれた。
毎回思うのが、お金があるわけでもないのに、お金をだしたがる、おごりたがる。
お酒を飲めばいいよいいよーと出してくれる。
貯金なくても今楽しければいいよ、というかんじ。
東京に来てから、「お金がない」といいながら皆、貯金はあるんだ、ということを知った。
高知でお金がない=本当にお金がないことなんだけど。
東京にでて初めて、飲みにいって酔っ払うと恥ずかしいことなんだ、ということを学んだ。
高知では、飲みに行く=酔っ払いにいく=気にしない ということ。
10歳から20歳まで高知で過ごした自分はまさにこの気質をとりいれてしまったよう。
改めて、高知のことが本当に大好きだと思った。

そんなことを考えていたら自販機にお釣りを900円も忘れた。
1800円で絶対誰か飲みにいってる。



October 01, 2018

マザー


久々の更新。
本当は、忙しすぎて滅多に食べないカップ麺を食べた、
ということを書こうと思っていたのだけど、ある記事を見て一気に気分が変わった。

当初、というか、今日の昼の段階では
カップ麺を食べる以外の方法がないくらい時間がない人は大変だな、
と書こうと思っていた。
ここ最近本当に時間がなさすぎて
今日はお昼に許された時間は5分。
これはもうカップ麺しかない、と
震災用の非常食カップ麺を食べたことから、
あーなんかこの短時間で食べれる物を食べる人の気持ちがやっとわかるなぁ、と考えていたのだけど。。

自分の時間がない、というのは
好きな仕事を自分の意思でつめこんで
自分が勝手に趣味の時間をついやし
やばい、時間がない、とあたふたしながら
残りの時間で家事をする
というだけであって
これは、
自分の母が
あー忙しい忙しい
といいながら
柿を干したり
昆虫blogを書いたり
猫にご飯をあげる
というのを見ながら
自分が忙しくしてるんじゃないか、とつっこんでいるのと何も変わらない、と思った。

この記事。
先月アメリカに3週間行っていた。
友人宅はみんな子供たちがいて、
たまにいくおばさんだから、少しでもお母さん(友人)たちを休ませたい、と思いつつも
自分も遊びたいし、母達と楽しみたい。
けど結局子供がいると自分で時間はきめられないし
どうしても子供が優先になってくる。
たまにいく自分でさえも少しこの母達の労力に仲間入りできたかもしれないくらいの
時間への焦りは感じることができた。
これがみんな、毎日だと思うと本当頭がさがる。

向こうへ行っていた際に友人の旦那さんと撮影に行く際のこと、
「妻がここ数年ずっと育児をしているからWakiがどこか旅行へ行く時に誘ってあげてほしい」といわれた。
それってすごい寛大なアイデアだと思った。
子供は俺が見るから、旅行へ行って来なよ、と。
でも、後から改めて、それって本当に寛大すぎるアイデアだな、と思ったのが
結局のところ、母達は旅行へいっても子連れでは育児がずっとついてくるのであって
休暇とはちがうんだ、とあまりにも当たり前なことに初めて気づいた。
たぶん、母達は旅行へ行くのが父でも子連れでいってくれるのなら
母が留守番でもそれは休暇にちがいなかった。

今回この記事を読んで、思ったのが
結局それが仕事であったとしても
忙しさが、自分の好きなことを自分の時間でやれているだけでも
ありがたい、ということだった。
カップ麺ですら自分がたべようと思った時間に食べれること事態
恵まれている、ということだった。

ここ最近、パワフルな母達に加え、
かっこいいシングルマザー達を見てきたから余計にひびく記事だった。

というわけで
柿を干したり昆虫blogをかいたりして忙しがっている母も
4人の娘を育ててきているのだから
そこは尊敬しておこうと思う。