October 22, 2018

高知は異国だった




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先日、久々に高知帰省した。
今回はfor life kitchenのなちおさんを訪ね、
おなじみ引田家と。
普段高知に帰る時は高知の子たちメインで遊ぶことが多いから、
東京出身の彼らの反応がとてもおもしろかった。
と、高知ってやっぱりけっこう異国なのかもしれない、と思った。
そういえば昔、海外から帰国したての頃,
勤務先で「やっぱり海外帰りは」と若干ディスられたことがあったけど
内心、「ん?高知では普通だけど」と思ったことがあった。
そういうことか。高知が異国なんですね。

四国四県、お金を落としたらエピソードが四県それぞれで、
みんな土地柄がですぎ、というのは有名な話。
ちなみにこちら
  
道を歩いていると1万円が落ちていた。

高知県の人は大いに喜び、拾った1万円に1万円足して2万円で飲みに行く。

愛媛県の人は拾った1万円で飲みに行く。

香川県の人は1万円のうち5千円を貯金し5千円で飲みに行くという。

ところが徳島県人は1万円を全部貯金してしまうという話である。

これ本当、嘘ではないと思う。

引田家のあずみちゃんは、高知県民の過剰なまでのおもてなしの凄さに
びっくりしながらウケていたし、大ちゃんは、移住するなら高知だね、と気に入ってくれた。
毎回思うのが、お金があるわけでもないのに、お金をだしたがる、おごりたがる。
お酒を飲めばいいよいいよーと出してくれる。
貯金なくても今楽しければいいよ、というかんじ。
東京に来てから、「お金がない」といいながら皆、貯金はあるんだ、ということを知った。
高知でお金がない=本当にお金がないことなんだけど。
東京にでて初めて、飲みにいって酔っ払うと恥ずかしいことなんだ、ということを学んだ。
高知では、飲みに行く=酔っ払いにいく=気にしない ということ。
10歳から20歳まで高知で過ごした自分はまさにこの気質をとりいれてしまったよう。
改めて、高知のことが本当に大好きだと思った。

そんなことを考えていたら自販機にお釣りを900円も忘れた。
1800円で絶対誰か飲みにいってる。