October 06, 2015

フィンエアー


すっかり旅行から時間がたってしまった。

いつのまにか現実に戻っていて
気づいたら毎日かなり慌ただしい。
旅行中真っ白だったスケジュールもいつのまにか真っ黒。
とても嬉しいことだけど
余韻に浸かりたいと思う自分は
やっぱり人間で、
全く欲深いよなぁと思ったりする。

旅の話をもう少し。

今回の旅は行きも帰りもフィンエアーだった。
はじめてしったのが、
フィンランドが意外と近い、ということ。
日本から9時間ちょいだった。

海外へいく時は
マイルのこともあるけど、せっかくだからなるべく海外エアーを使いたい。
オランダ航空も気になったけどフィンが安かったのでフィンにした。
機材があったことで
危なくオーバーウエイトになりそうやったけど
なんとかクリア。荷物の数は事前チェック必須だな、と学んだ。

全体的にとってもよかったけど
チェックインカウンターが二時間前に閉まってしまうのにはあせった。
誰もいなかったけど、みんな二時間前にくるのかな?
謎のままだ。

あまりにも焦って中に入ったら、
席の指定を忘れていた。
海外便で真ん中はやっぱりきつい。
ダメもとで中のカウンターにいたお兄さんにきいてみたら
なんと席を変えてくれた。
こういう融通のきく所、やっぱり海外便だなぁ、と思う。

アルコール類を頼むと
けっこうお金がかかる飛行機が増えてきたなか、
フィンはワインやビールはフリーだった。
これがあるかないかで寝付きがだいぶ変わってくる。

映画も充実していてフィンランド映画がかなりいっぱいあった。
大好きなAki Kaurismäkiも何本かあったけど
英語字幕なし。さすがにフィンランド語で映画はきつい。
Mielensäpahoittajaという映画をみた。 

今回、席のこともだが
もう一つ感動したことがある。
ヘルシンキを出るかなり直前に友人に頼まれたチョコレートが買えず
機内で買おうとした所、
販売中止で買えなかった。
まぁいいか、と諦めていたら
日本人のCAさんが
なんと、ビジネスであまっていたチョコレートを袋につめてもってきてくれた。
たまたまあまっていたので、
ということだったが、気遣いがかなり嬉しかった。

海外便はみんな融通きかしてくれて素敵
と思っていたけど
日本も海外も親切度は人それぞれだな、と実感した。